引き渡しの立ち合い時、原状回復費用の見積もりが納得いかず、検討するという返事をしたところ、引き渡しを拒否され、「今後も家賃は発生する。」と言われました。
この通り払わないと今後も家賃が発生し続けるぞという脅しのように感じられますが、こんな対応は有効ですか?
回答:
賃料:
賃貸借契約に於いて、賃料は「使用収益に対する対価の支払い」。
一定期間の空間等の利用権を賃料という名の代金で売買する契約と考えることができる。
または、占有する対価である。
自分の持ち物を搬出し、鍵を返却し(若しくは郵送(配達証明)ておけば、賃料の発生はありません。
部屋の引渡しとは:
1 自分の家具等をすべて搬出し、空っぽにします。
2 管理会社の担当者か賃貸人が来て、立会いをしてもらい、原状回復(この場合は、
自分が持ち込んだものの撤収)の確認をしてもらう。
3 そこで、管理会社の担当者若しくは、賃貸人に鍵を渡す。そこではじめて、
部屋を引き渡したといえます。
参考
賃料:
賃貸借契約に於いて、賃料は「使用収益に対する対価の支払い」。
一定期間の空間等の利用権を賃料という名の代金で売買する契約と考えることができる。
または、占有する対価である。