1Rと1Kはほぼ同じ?DKとLDKは何が違う?

●1Rと1Kの違いは?

1Rと1Kの場合、「居室部分を分ける『扉』があるかないか」です。
部屋に居室を仕切る扉を付けたら1Kとなるのです。

●DKとLDKの違いは?

次に、2DKや2LDKなどの表記にある「DK」と「LDK」の違いは。

もちろん、「L」はリビング(居間)、「D」はダイニング(食堂)、
「K」はキッチン(台所)の略。すなわち、
「DK」はダイニングとキッチン(食堂兼台所)、
「LDK」はリビングダイニングとキッチン(居間兼食堂と台所)です。
なぜならば、2011年11月まで、DKとLDKを区分けする
明確な基準は決められていませんでした。

それまでは、ただ漠然と「広いとLDKで、狭いとDK」といった具合で、
公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会から
「DK(ダイニング・キッチン)及びLDK(リビング・ダイニング・キッチン)の
広さ(畳数)の目安となる指導基準」が発表され、
一定の基準が設けられました。

その基準によると、次のように定められています。

【居室が1つの場合】
・4.5畳以上8畳未満は「DK」と表示
・8畳以上で「LDK」と表示

【居室が2つ以上の場合】
・6畳以上10畳未満は「DK」と表示
・10畳以上は「LDK」と表示

※1畳=1.62平方メートル以上

なお、この基準には示されていませんが、居室が1つの場合で、
DKに当たる部分が4.5畳未満は「K」(つまり「1K」)表示になります。

同様に、居室が2つ以上の場合も、「DK」に当たる部分が
6畳未満であれば「K」(「2K」など)表示になります。

従って、2DKと2LDKを具体的に説明すると、
キッチンやトイレ、風呂などの水回りとは別に部屋が2つあり、
キッチンとダイニングを合わせて6畳以上10畳未満なら2DK、
同じく10畳以上なら2LDKとなります。

しかし、この基準はまだ不動産業界の隅々にまで行き届いているとはいえず、
不動産情報サイトなどでも正確に表記されていないこともありますので、
目安として覚えておいてください。

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